さまざまな岩塩の中で、もっとも希少と言われる【ブルー岩塩】は、イラン南部で採掘されます。ほとんどがホワイト・イエローの岩塩鉱床ですが、採掘中、深さや場所により極まれにブルー岩塩層が見つかります。
数億年の時を経て自然が作り出したサファイヤブルーのチップがとってもきれいな岩塩です。低ナトリウム塩でカリウムを多く含んでいるブルー岩塩は、ヨーロッパでも重宝な塩として高級料理などに使われています。
岩塩は、何億年も前に地殻変動で海底が隆起してできた湖の海水が、山脈に閉じ込められ、マグマのエネルギーにより高温・高圧で焼かれ結晶化したものです。
一口に岩塩といっても、白、ピンク、赤、紫、黄、青と様々な色があります。それは、そこに含まれるミネラルや微生物のの違いによるものですが、その中で最近注目を浴びているのが、ブルーソルトと呼ばれる青みを帯びた岩塩です。産出量がほかの岩塩に比べて少なく、価格も高いせいか、あまり出回っていませんが、塊も、それを粉末にしたものも、とても美しい様相を呈しています。
この塩がなぜ青く見えるのか、その理由は①多量に含まれている塩化カリウム結晶構造の【ゆがみ 欠落】によるのではないか②銅イオンの色なのではないか、等いくつか説がありますが、実はまだ、よくわかっていません。
ヒマラヤ岩塩ブルーソルトの組成は、食塩の成分であるナトリウムのほかに多量のカリウム、そしてカルシウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガンなどです。低ナトリウムでカリウムが多いこの岩塩は、 クールでまろやかな食感で、今までにないうま味を引き出す塩として人気があります。
ところで、塩、つまり塩化ナトリウムの取りすぎが高血圧のもとになり、胃がんを引き起こすことはよく知られていますが、それを軽減するミネラルとしてカリウムがあります。
ヒマラヤ岩塩ブルーソルトは、他の岩塩や天然に比べてナトリウムの量が少なく、かわりに格段に多くのカリウムが含まれています。
そしてミトコンドリアの機能維持に必要なマンガン、微量元素として欠かせない銅なども含まれています。
つまり、おいしいだけでなく健康維持のためにもぜひ利用したい塩であるといえるでしょう。人気の秘密はここにもありそうです。
※ブルー岩塩は、低ナトリウム塩でカリウムが多く含まれています。 腎臓病、心臓病や食事治療中の方は、ご使用の前に医師に相談してください。
エネルギー | 0kcal |
たんぱく質・脂質 | 0.0g |
炭水化物 | 0.4g |
ナトリウム | 19.39g |
カルシウム | 41mg |
マグネシウム | 19mg |
カリウム | 25.51mg |
鉄 | 0.2mg |
銅 | 0.05mg |
マンガン | 0.05mg |
シアン化合物/鉛/カドミウム | 不検出 |
ヒ素/クロム/水銀 | 不検出 |
製造方法 | イラン国採掘 |
原材料名 | 岩塩 |
工程 | 洗浄・乾燥・粉砕 |