入浴後のお肌にしっとりとした潤いを。肌荒れを防ぎ、ハリとつやを与えます。
川キュウは、クニデライト、センキュウノライドなどの精油とフェルラ酸を含んでいます。
この川キュウの力による肌荒れ予防に加え、
昔からお風呂で楽しまれてきたよもぎと、
保湿力のある甘草、当帰、地黄を配合した入浴料です。
お肌にしっとり感とハリつやを与えます。
キク科植物カワラヨモギの葉。タンニン、フラボノイド、製油などを含んでいます。肌を清潔に保ち、肌荒れを防ぐ化粧品に配合されています。
よもぎは、本州、四国、九州に広く分布し、道端や山野、荒地などに自生しています。モチグサとも呼ばれ、春先のよもぎの若芽を使って、草もちや草だんごにします。
よもぎの葉の裏の繊毛は、もぐさの原料としてよく知られていますが、「ヨモギ」は「良く燃える木」、「モグサ」は「良く燃える草」であるという説もあります。
よもぎにはシネオール、ツヨン、β-カリオフィレン、ボルネオール、カンファー、脂肪油のパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ビタミンA、B、C、Dなどが含まれています。
よもぎのお風呂は、お肌をなめらかにします。入浴剤にするとよい香りが湯気とともに立ち込めます。
マメ科の多年草「甘草」の根。フラボノイドやグリチルリチン、グラブリジンなどを含み、保湿効果があります。製品の酸化防止剤や皮膚コンディショニング剤、保湿・湿潤剤として配合されます。
甘草は、洋の東西を問わず古くから用いられていて、ヒポクラテスの『全集』やテオフラストスの『植物誌』、中国最古の本草書である『神農本草経』にも収載されています。リコリスという名のハーブでもあります。
セリ科の多年草「当帰」又はその他近縁植物の根で、クマリン誘導体(ベルガプテンやスコポレチン)などを含みます。保湿作用があり、各種化粧品、入浴剤などに配合されます。
当帰は、日本で自給される数少ないオリエンタルハーブのひとつで、昔から吉野地方で栽培されてきた「大和当帰」と、昭和になって北海道で作られた「北海当帰」の2種類があります。品質は大和当帰、収量は北海当帰のほうが優れていて、良く出回っているのは北海当帰です。
日本では根の全体を使いますが、中国では根の部分を当帰頭、主根部を当帰身、支根部を当帰尾として区別することがあります。ヨーロッパトウキと呼ばれるアルプス地方原産、アンゼリカは古くからハーブとして使われてきました。
精油成分として、リグスチライド、サフロール、ブチリデンフタライド、ほかにベルガプテン、ファルカリノール、脂肪酸などが含まれています。
セリ科植物、センキュウの根。
ゴマノハグサ科植物のジオウの根。イリドイド配糖体、マンニトール、アミノ酸、リン酸、糖類などが含まれています。保湿効果があり、肌の乾燥を防ぐ化粧品に配合されています。
地黄は、古くから大和地方を代表する植物として栽培、生産が行われてきました。
地黄の成分には、イリドイド配糖体のカタルポール、レオヌライド、レマニオサイド、糖類のスタキオース、マンにトール、アミノ酸のアルギニン、βーシトステロール、カロチノイド、ビタミンAなどが含まれています。
バスタブにお湯をはるときに、袋ごと入れておきます。
お手軽な方法です。
袋のままお鍋に入れて、適量のお水で10~20分煮出してください。
煮出した液と袋をお風呂のお湯に入れます。
成分がしっかり抽出されて効果抜群です。
入浴料を入れている和紙の袋は、漢方薬を煎じるときに使うもので、沸騰したお湯の中に入れても、有害物質が溶け出すことはありません。また、水の通りがよく、オリエンタルハーブに含まれる成分がより抽出されやすくなっています。布袋などに入れて揉んでいただくと、よりオリエンタルハーブの成分をお楽しみいただけます。(強く揉むと、和紙の袋が破れることがありますので、布袋などに入れることをおすすめいたします)
使用後のオリエンタルハーブと和紙の袋は、土にかえすことができます。
バスグッズのページでお求めいただけます。
使い捨ての袋も利用できますが、上質コットンでエコな生活というのも素敵です。